DATE: 2009/11/04(水)   CATEGORY: 映画
母なる証明
★★★★

【登場人物】
ウォン・ビン
【あらすじ】
サトゥルヌスとしての母性、母の愛は沼のごとく


息子を愛しすぎる母
無垢に性を求める子
一見日常を装いながら、たまにノイズのように挿入される異常
このあどけなさと死や性の匂いの同居が作品のエグさを強調して凄い
本当に一本縄ではいかない

映画好きの間で評価の高い「殺人の記憶」「オールドボーイ」、「チェイサー」
この作品は「殺人の記憶」の監督と言う事で、凄く期待して観に行ったんだけど
凄い
凄かった

あの狂気、あの画面からヒシヒシと伝わる、匂いまでしてきそうな狂気
あれ凄い
一番強烈だったのはトジュン?息子の潔白証明を手伝うよと彼の友人が言うシーン
顔が影になってる姿がめちゃくちゃ恐ろしかった
殆どホラーだった

性を求めながら性に対し苛烈な程純潔を求めるよねえ韓国映画って
ラストのあの針を刺す行為ってセックスのメタファなのかな
足を開く母親に凄く女の臭いを感じだけど
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DATE: 2009/11/04(水)   CATEGORY: 映画
WHITEOUT


【登場人物】
ケイト・ベッキンセール

【あらすじ】
南極――それは余りの面白くなさに観客の表情が凍る場所


ケイト・ベッキンセールのお尻が素晴らしい作品。
あのお尻は素晴らしい。
いやーあれだけで1000円の価値はある。
後の100分位は全部グリコのオマケだと思えば腹も立たない

モンスターパニックものだと思ってたら「かまいたちの夜」だった。
でも閉ざされた空間の筈なのに全然閉じてなかった。何だありゃ

以下ネタバレ
・ベッキンセールの性格設定が曖昧。強い女なの?トラウマに苦しむ女なの?
・「中身が見たいから」と言う理由だけで友人を死なせかけるベッキンセール
・自分の見栄の為だけに他のクルー全員の命を危険に晒そうとするベッキンセール
・何度も敵に殺され掛けた癖に何故か自己評価がめっちゃ高いベッキンセール
・敵の武器はピッケル(笑)ピッケル(笑)
・あの国連職員はどうやって単独で事故現場に行ったの?
・基地唯一の医者が何時間も居なくても誰も気付かないって…
・「核に代わる新エネルギー」が…ダイヤモンド?は?…ハァ?
・南極で6メートルも雪原掘る作業を誰も気付かない
・南極で勝手に飛行機飛ばしても誰も気付かない
・どう言う地質調査をしたら「この下にはソ連軍が運ぼうとして失敗したダイヤがあるぞ!」とか素敵な事が解るの?
・零下60度の雪原で人が出てくるのをずっと待ち続ける犯人
・何か無駄に発狂するクルー
・黒幕が仲間と一緒に居ると知っても"中身"探索を続けるベッキンセール
・一番の見せ場→カチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャカチャ

久しぶりに凄いゴミを観た。
でもここのところダークキャッスルには色々世話になったので
チップだと思う事にした。
でも「彼が二度愛したS」より面白いし、スタローンを見なくて済むD-TOXだと思えば苦にもならない
「頑張ってどうにかしようとしたけどどうにもなりませんでした」
感溢れてて、非常に人間味がありますよね
多分
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DATE: 2009/10/30(金)   CATEGORY: 映画
サンシャイン・クリーニング
★★★★

【登場人物】
エイミー・アダムス、クリフトン・コリンズ

【あらすじ】
幸せって実は凄く小さいものだけど、凄く大切なものだよ


何故か序盤から泣きっぱなしだった…
キャッチコピー付けるなら
「仕事はつまんないし恋愛も下手な負け犬女子のローズ、
失敗続きでクビになり、家で目的もなく過ごしてるニートのノラ。
このダメダメ姉妹がスゴい仕事を始めた…!?」
的な。
紙一重で凄いスイーツ向けになるなー

物事はそう上手くは行かないよね
生きる事にそうそう目標がある奴なんて居ないよね
成功する奴なんて一握りで、でもそれが凄く親しい奴だと惨めになるよ
昔自分が世界の中心だった事があるなら尚更

でもさー、幸せって案外近くにあるかもしれないよ?
いっつも忙しくて見落としがちだけど、愛はあるよ
見栄では幸せになれない
頑張ろう

みたいな

この映画のスタッフの前作「リトルミスサンシャイン」も非常に評価高いけど
家族愛を描くのが上手いのかなあ
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DATE: 2009/10/30(金)   CATEGORY: 映画
パイレーツロック
★★★★

【登場人物】
カリビアンの…名前忘れた
フィリップ・シーモア・ホフマン、ニック・フロスト、トム・ウィズダム

【あらすじ】
ROCK WILL NEVER DIE!


当時イギリスではラジオで音楽掛けるのを禁止されてた

勝手に局作って音楽掛けまくっちゃうもんね!下品な事しちゃうもんね!

政府VSロック!

「好きなものを作りたいよね」って言う作品と言う意味で、
「僕らの未来への逆回転」に似てる。
正直当時の音楽なんか全然知らないし、曲と場面を掛けたジョークなんて
1つも分からないけど、知ってる世代も知らない世代もイギリス人も日本人も

「ロックは死なないよな!?」

って言われたら「勿論だ!ロックは永遠だ!」って言い合えるよね
軽い感じで、とことんドライに進めてるのが凄く心地良い。
安い感傷に浸らせないってのが良い。

これは実話に基づいた作品だけど実際はもっと汚くて、
所謂政府側はDJ達を次々に引き抜き、パイレーツロックを食っちゃった
実際毎回ロックは負けるんだよね「権力」に
例えば前々回のアメリカ大統領選挙の時みたいにさ。
パールジャム他色んなバンドが反ブッシュを叫んだけどブッシュは再選した

でもロックは、私達は決して諦める事は無いし、魂はまるでファンタジーそのものな
あの船と共にある。夢を信じ続けるって、諦めるより難しいよね
でもロックは死なないよって

良い映画だったなあ
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DATE: 2009/10/23(金)   CATEGORY: 映画
正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官
★★★

【登場人物】
ハリソン・フォード、アシュレイ・ジャッド、レイ・リオッタ

【あらすじ】
「アメリカ国民になる」とはどう言う事か


ロン・ハワードが「バベル」を撮ったらこうなりました、って感じ

バラバラだったそれぞれの線が段々繋がって行くのは好きだし
面白いんだけど、作品に感情や人間のエクストリームさが無くて、
何かBBC辺りの良質なドキュメンタリーを観ているような気分に。
ここら辺は好みだと思う。

主題(実際は主題は違うけど)や構成が「バベル」と似てるので
どうしても比べてしまうが、バベルは神だったなあと再確認してしまった
バベルが天才の作品ならこっちは秀才の作品って感じ

移民やアメリカで成功したい、稼ぎたい人間と、
保守に固まって外部に対し過敏になっているアメリカの丁度接点、
コーヒーのフィルターみたいな「壁」(この場合の壁とは国境のみを指すものではない)
の周りで起きる悲喜こもごもを描いているので、
特に日本人には感情移入しにくい作品じゃないかと思う

にしてもハリソン・フォード本当にお爺ちゃんになってて寂しかった
小さい頃インディ・ジョーンズ凄い観てたよ…

見所は整形顔が崩れて蝋人形みたくなってるレイ・リオッタのホラー顔かな
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