DATE: 2009/01/22(木)   CATEGORY: 映画
BOY A
★★★

【登場人物】
何とかガーフィールド

【あらすじ】
罪を憎んで人を肉まん!


凄く大切な事が題材になっているので、割とご都合主義的で感傷を誘う作風が
もったいなかったな。

http://d.hatena.ne.jp/lever_building/mobile?date=20080804&guid=on
この記事を思い出させる映画だった。
少年犯罪に関しては分かりやすい本で確か集英社文庫の
「悲しみの子供たち」ってのがあるんだけど、
母親の脇から産まれたり処女のお母ちゃんから産まれたりしない限り
産まれながらの天使は居ないし、同じように産まれながらの悪魔も居ない
子供が何か事件を起こす時、必ず彼を取り巻く環境に深刻な問題がある。

少年による重大な犯罪が行われた時、
その異常な環境の鏡であり結晶である当事者、
つまり子供を排除するだけで、社会は正常に戻るだろうか?
深い傷を負った時、流れる膿を拭いさえすれば、傷は治っていると言えるだろうか?
殺人者を正義の名の元に、寄って集って殺すのは果して本当に正義なのか?

深刻な愛の欠如によって歪まされた人間が、たゆまぬ努力を重ね
漸く愛を手に入れようとした時、それを阻害する権利がある人間が居るだろうか?

この作品の悲しい所は、その阻害する人間も又愛に飢えた存在だった事だった
彼等の中の何処に悪があったんだろう?加害と被害とは何だ?

でも、私にももう身長が180にも90にもなる弟が3匹居るけど、
こいつらが理不尽な理由で残虐に殺されたりしたら一生掛けて
どんな手を使ってでも犯人殺すと思うんだよね。
加害者がどんなものを背負っていたとしても知りたくない。
この映画の一番の欠点はここが描かれてない事じゃないかな

とにかく悲しいしどうしようもない
唯一、絶対にそうだと言えるのは「人を殺してはいけない」。

さてここで冒頭に戻る訳だ
たった1つ絶対だと言える「人を殺してはいけない」と言う真理
これを人間として忠実に守るには死刑を廃止せねばならないと言う事になる

「難しい問題だよね」と観た人間が曖昧にして結論を出さないのは卑怯だ
私がこの作品を観て得た結論は「死刑反対」でした。
そこに多分の感傷があり、作品の意図がそこにあるのも否定しない
個人の感情として納得できない部分も大きい
でもやはり死刑は廃止されるべきと言う方向に向かうべきなんじゃないだろうか

あと白鯨が凄い良い女だった・・・
美しいセックスシーンだったな。
これでデブブームが来ますように・・・!ナムナム
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